男衆・堀切修嗣

1973年生まれ 京都市生まれ京都市育ち。生粋の京都人。
1996年より京都五花街の一つ宮川町で男衆の仕事を始める。
グラフィックデザイナーとしてTシャツや時計のデザインを手がける他、フォトグラファーとしても活動している。
宮川町で毎日、多くの芸舞妓の着付けを行いながら、花街の男衆文化を伝えるべく弟子の育成にも尽力している。

より多くの人に花街や舞妓の本当の文化を知ってほしいとの思いから、2007年に自身が監修する舞妓着付け屋「花風」をオープン。
京都の伝統を守りつつ、独自の感性で個性的な文化発信者として活動のフィールドを広げている。

男衆とは・・・

主に、芸妓、舞妓さんの着付けを担当する男性のことを示す。
本来は、着付けの他に舞妓さんなどに頼まれた物などを調達したりするのも仕事の一つだが、各花街で形態は違う。
堀切が受け持つ、宮川町では戦後に分業となってしまった。

花風への思い・・・

花風を設立したのは、一時期舞妓変身処が増えたことにより、本物の舞妓さん達が困惑していたのがスタートでした。
舞妓さん達の意見を聞き、徹底的にこだわった空間を提供し、本物の舞妓さんの大変さも知っていただきたいと衣装や帯、簪に至る迄、本物の舞妓さんが使用していただ物を取り揃え、こだわってやっております。
これからも、一人でも多くのお客様に「花風でやってよかった」と言っていただけるように頑張って参ります。